2009年9月13日日曜日

犬猫の保護

日本の動物保護の遅れや現状を何とか変えていこうという活動もされています。そのひとつに動物保護団体ARKがあります。
  • ARK
1990年、現在のアーク代表エリザベス・オリバーによって設立されました。日本の動物の虐待や遺棄の現状を知った時に衝撃を受 け、改善したいと始めたようです。活動は動物を愛するスタッフとボランテイアによって支えられ、1999年に大阪府よりNPO(特定非営利活動法人)団体 として承認されています。
ARKでは、動物の現状に関する情報や里親募集もHPや冊子などで行っています。

このように犬猫の保護や世話、里親募集、動物愛護法の改正の働きかけに取り組む非営利団体が複数あります。信頼できる団体からそうでないものまで様々なので、実際に見に行くなどの見極めは必要です。

また、日本の捨てられた犬猫が保健所に収容され、殺処分される前の姿を写真におさめ、日本の動物保護の現状を伝えた本のひとつに「動物たちへのレクイエム」があります。
  • 「動物たちへのレクイエム」
保健所等で殺処分される犬や猫の最後の姿をおさめた貴重な写真集です。
著者は こだま さえ
大阪成蹊女子短期大学児童教育学科卒業後、広告代理店勤務。退社後、動物と人の共生をテーマに取材活動を開始。

この本で普段知ることのない、動物保護の日本に現状の一部を知ることが出来ます。
保健所で殺処分にならないのは、飼い主が新しく決まったごく一部の子だけです。
殺処分は、部屋の酸素をぬく窒息というやり方を取られるのが一般的なようです。1頭1頭に安楽死できる麻酔薬を打つというのは、予算的にも人手としても足りないようです。
殺処分される犬猫が少しでも減るように、日本の動物愛護法が執行力のあるものに強化していく必要があります。

Related Posts